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2022年1月9日(日)
越智浩治 ラクビー観戦報告



準決勝でリーグ戦グループ1位の東海大学を下した明治大学は1月9日に優勝をかけて対抗戦グループ1位の帝京大学と対戦しました。
試合の方は前半5分に明治ゴール前のラインアウトのこぼれ球を帝京の選手に拾われて最初のトライを許しました。
その後は13分、34分とトライを奪われ、前半に終了間際の41分に明治のアタックの際のパスをインターセプトされ、4トライを取られ、前半を0対20で終えました。

明治のリズムで攻撃ができた時は帝京も戻り切れずオフサイドの反則を犯していましたが、帝京の密集への寄りが早く、マイボールを奪われることも何度かあり、得点することはできませんでした。

後半は帝京のディフェンスが被り気味に来ることから、キックも織り交ぜて攻撃し、9分にはトライ、コンバージョンを決め、7対20と反撃を開始しましたが、
26分には帝京にトライを奪われ、コンバージョンも成功し7対27と引き離されてしまいました。
 
後半の半ば過ぎにはFW1列を交替した辺りから、それまではまだ互角であったスクラムも押し込まれてコラプシングを取られるシーンが連続しました。

後半35分には帝京ペナルティからのクイックスタートでトライを返しましたが、14対27でノーサイドを迎えました。

残念ながら、対抗戦でのリベンジを果たすことはできませんでした。
しかし、対抗戦を3位で終え、昨年の準決勝で敗れた天理大学を下し、対抗戦で敗れた早稲田に雪辱し、準決勝ではリーグ戦グループ1位の東海大学に勝って決勝戦に進出してきたことは、このチームが成長してきた証です。

この5年間に大学選手権では連続してベスト4以上に進み、優勝1回、準優勝3回の成績は立派なものです。

決勝戦も強い帝京に挑み続け最後まで明治のプライドを示してくれました。

飯沼主将以下、選手、ラグビー部の皆さんには本当にありがとうとご苦労様でしたと、伝えたいと思います。
 

越智 浩治




2022年1月2日(日)
ラクビー大学選手権 準決勝 東海大学戦



あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。
 
昨年末の準々決勝で早稲田に雪辱した明治大学は
1月2日に国立競技場に約2万人の観衆を集め
準決勝で東海大学と対戦しました。
 
東海大学はリーグ戦グループの優勝校で
これまでも大学選手権では明治との対戦では
接戦を演じてきた強豪校です。
今年もフォワードには留学生を含め体格では
明治を上回る選手を揃え、
試合前はかなり拮抗した試合展開になるのではと思っていました。
 
しかし、前半11分に東海大学のペナルティゴールで
先制を許したものの、フォワードの動きが良く、
このためバックスのボールの展開も速く、
直後の12分には東京オリンピック7人制代表の
石田吉平選手がトライを決め逆転。
その後も2トライを追加して、前半を21対3で終了。
 
後半は開始早々から15分の間に東海大学が立て続けに
3トライ3ゴールで一時は逆転を許しました。
ただ、今年の明治は春先から80分間走り切れるだけの
トレーニングを積んできたことが
後半の後半に来て発揮されました。
東海大に攻め込まれても、チーム全員でディフェンスし、
倒れてもすぐに立ち上がって戻り、得点も許しませんでした。
逆に2トライをあげて逆転し、
最終的には39対24で東海大を下し、決勝戦進出を決めました。
 
勝因はスクラム、ラインアウトのセットプレーで
優位に立ったことと、規律を最後まで保つことができたことに尽きます。
この試合の明治の反則数は3です。
これによって、相手ゴール前でペナルティゴールキックから
ラインアウト、モールと言う東海大学の得意の
攻撃パターンを封じることができました。
 
1月9日の決勝戦の対戦相手は対抗戦で惜敗した帝京大です。
明治大学の方は大学選手権に入ってチーム力、
得点力も明らかにアップしています。
決勝戦でもスクラム、ラインアウトのセットプレーでの
優劣も重要なのはもちろんですが、
準決勝で見せた規律を守る姿勢とチャレンジャーの
気持ちを持って臨めば、優勝に手が届くのではないかと思います。

越智浩治



2021年12月26日(日)
ラクビー大学選手権、準々決勝、早稲田大学戦観戦報告



大学選手権に入って昨季チャンピオンの天理大学を下して、
準々決勝は12月に二度目の早稲田との対戦となりました。
対抗戦ではスクラムで圧倒し、ボール支配率70%も
上回っていましたが、試合の方は10対17と悔しい敗戦でした。
試合は開始早々に明治が素早い展開でトライを取り、
明治にとっては理想的なスタートを切ることができました。
しかし、その後は試合巧者の早稲田は、
明治のミスに付け込み2トライを取り前半は8対15で終了。
後半は10分、30分に大賀選手がトライを決め逆転に成功。
早稲田に攻め込まれる時間帯もありましたが、
チーム全体でのディフェンスでラストパスを通させず、
ノックオンを誘い、早稲田のキックミスなどもあって、
最終的には20対15で対抗戦の雪辱を果たすとともに、
準決勝進出を決めました。
これで5年連続の年越しです。
 
勝因は、対抗戦での敗戦で明らかとなった課題の克服です。
具体的には素早い展開と攻撃の工夫、
そして明治の強みへのこだわりです。
特に後半の2つ目のトライは何度も組み直したスクラムからのものです。
早稲田との接戦を制し、チームとしては
また経験値を上げることができ、
チーム力のアップにもつながったと思います。
準決勝の相手は3年前に優勝した時の準々決勝で辛勝した東海大です。
今回も接戦になる可能性が高いかも知れませんが、
チャレンジャーとしての気持ちを持って臨めば、
結果はついてくるでしょう。
 

越智浩治





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