
〇明治46ー17慶應●
昨年は12対13と1点差で惜敗した慶応義塾大学との試合が11月3日に駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われました。
第一試合が早稲田大学対帝京大学、第二試合が明治大学対慶応義塾大学と有力校同士の対戦ということもあってチケットは前売りで完売、第二試合は9,404人の入場者でした。
試合は昨年のこともあり、僅差の接戦を予想していたのですが、試合開始早々のトライを始めとして、前半を24対5で終え、後半も22点を取り、難敵の慶応義塾大学に46対17で勝利し、開幕から5連勝を飾りました。
試合全体を通じて、スクラム、ラインアウトのセットプレーが安定し、今試合でスタメンに復帰した雲山選手のロングキックと相手のスペースを見つけてアタックするスタンドオフの伊藤選手も試合ごとに成長しており、試合を有利に進めることができました。
次戦は第一試合で早稲田大学をスクラムで圧倒し29対22で下した帝京大学との対戦です。
お互いにフォワードに強みを持つチームの対戦だけに、どちらがフォワード戦を制するかが、勝敗のポイントをにぎることとなりそうです。
越智浩治

くにたち郷土館主催の“ガイドツアー 行ってみよう!円形公園”の募集があったので、陽光うららかな秋のひとときを楽しんできました。
普段は立ち入り禁止でもあり、鬱蒼としており「中は…、池は…」と興味を持ち続けていました。
① 円形公園全景

南口ロータリーの真中に直径29mの広場、その中心に直径10m深さ1.8mの池がある。大正15年駅が完成、箱根土地が開発のシンボルとして新宿園からゴイサギ・コウノトリ・シギ・カモ・がんの類いの水鳥を持ち込み、水禽舎を建設した。戦後は防火用水になり名称も水禽舎から円形公園に代わった。
② 国旗掲揚塔

公園南側大学通りに近いところにある紀元2600年1940年昭和15年に建立したもの。石碑には「國威宣揚」とあり一橋大東校舎の南側に住む陸軍大将宇垣一成の書。
今は平和のシンボルともいえる。
③ 逆さ富士では逆さ旧駅舎

これぞ、池のある円形公園からしか撮れない映像である。
大学通り・富士見通り・旭通りの中心点・要めは時計台。
④ 旧駅舎正面

2026年駅舎両脇、東西の広場と共にこの円形公園についてアンケート等も図りながら生まれ変わりが予定されているそうだ。楽しみと同時に期待したい
沼尻 哲

2021年10月24日(日)、セナリオハウスフィールド三郷で明治大学対筑波大学の試合が開催されました。
筑波大学は、これまで初戦で帝京大学に7対17で敗れたものの、次の慶応義塾大学には34対12で勝利、直近の早稲田大学には14対21の僅差で惜敗しており、今シーズン連勝してはいるものの、満足のいく試合内容には、ほど遠い明治にとっては侮れない対戦相手です。
試合前には、ここまでの筑波大学の戦いぶりと明治の出来を考えると、競った試合になるのではと、少し心配していましたが、試合開始早々にモールからトライを取ると、その後もFW、BKで得点を重ね、前半を24対0で終了。
後半も筑波に2トライ2ゴールを返されたものの、明治はそれを上回る5トライ2ゴールで終わってみれば53対14で開幕から4連勝を飾りました。
ラインアウト、スクラムのセットプレーが安定し、密集への集散が素早く、いったんボールを持つと途切れることなく攻撃を継続できていました。
今シーズンでは、明治らしい一番の出来のゲームであったと思います。
また、この試合でケガから雲山選手や大賀選手が復帰したことは、次の慶応義塾大学戦に向けては頼もしい限りです。
しっかり準備をして、昨シーズンの借りを返してくれると期待が膨らみます。
越智 浩治