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2022年5月25日(水)
東京六大学野球 明治大学対立教大学 第3戦を観戦して

5月23日神宮球場で春季リーグ明大対立大3回戦が行われ、
わが明大が立大に延長11回1-0でサヨナラ勝ち
2勝1分けで勝ち点を5とし、森下投手(現広島)の時の
2019年春季以来6季ぶり41度目の優勝を決め、
全5校から勝ち点を挙げ完全優勝を達成しました。

明大は投手蒔田が10回4安打無失点と好投し、
千葉投手が11回後続を断ち、その裏ワンアウト満塁で、
6番キャチャーの蓑尾がライト犠牲フライを打ち、
3塁ランナーが生還決勝点を挙げました。

明大応援席は全員総立ちとなり懸命の拍手を送りました。
試合後のエールの交換では校歌を3番まで歌い、
最後は優勝した時にのみ歌う「神宮勝歌」を斉唱し、
感激と喜びを胸に夕暮れ迫る神宮球場を後にしました。
(国立地域支部 沼尻 哲さん、越智 浩治さんと3人で)。

当日は快晴の下ではありましたが
コロナ禍で応援が規制される中、
明大応援団の皆さんは女性応援団長を中心に、
試合の最初から最後まで立ったまま声をからし
懸命に応援しました。
我々OBも声を出せない中で拍手を送り、
紫紺のタオルを振って懸命に応援をしました。
これまでの決勝戦の時とは違って観客が少ない中でも
11回裏決勝点が入った時は、わが明治大学が現役学生も
卒業生も全員が一体になったような高揚感、
感激を味わい喜びを共にし、
私の目にもジワーと来るものがありました。

私は昭和36年入学した春に明大は優勝しました。
以来今季まで何度も優勝を重ね、私も何度も優勝の場に居合わせ、
その喜びを共に味わってきました。
そして明大の選手の中で、その後プロ野球で活躍する
たくさんの選手の姿を見続けてきました。

私が明治大学に入学しようと思ったのは、
小学校、中学校の頃に六大学野球のラジオ中継があり、
優勝した明治大学校歌を聞いたからです。
ラジオを聞き始めたのは昭和27年頃からですから、
多摩支部・国立地域支部相談役、岩崎さんがエースピッチャーとして、
戦後初めて明治大学が優勝された頃の事だろうと思います。

その名校歌が心にとどまり、高校生になってから
進路を考えた時「俺は明治大学に行くぞ」と心に決めました。
以来60年以上、私の気持は明治大学にあります。
野球、箱根駅伝、ラグビー等は特に心が躍ります。

今季コロナ禍にある中で、野球は従来通り勝ち点方式で
試合が行われ、私も80歳になった今日、
神宮球場で直接優勝戦を応援できた事は、
これまでになく心の高揚感、感激を覚えました。

6月6日から大学選手権が行われます。
是非大学日本一に輝いてほしい。
そして神田の町をパレードして頂きたい。
そのように祈っています。

2022年5月25日  
圓子 彰男


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