夏真っ盛りの8月27日より2泊3日の行程で、
北アルプス鹿島槍ヶ岳に挑戦いたしました。
都会では、連日,35度前後の猛暑のなか
新宿より夜行バスに揺られて、中央道を一路、信州長野県大町をめざし出発。
道路が悪いのか,バスがくたびれているのか、
振動が激しく、あまり眠れないうち、朝5時に扇沢へ到着。
扇沢は、黒部ダムアルペンルートの長野県側出入口であり、
今年でダム完成後50周年を迎えたそうです。
扇沢の標高は、既に1300mあり、都会と打って変わって
朝の気温は15度、肌寒く上着を1枚羽織る位、寒かったです。
早速、登山開始、今回は男性5名、女性2名の7名の編成です。
最高齢者は83歳、最年少65歳、まさに元気な高齢者登山の感じです。
北アルプス鹿島槍ヶ岳は標高2889mで扇沢より大分奥深く、
柏原新道を5時間登り、種池山荘に到着,山荘にて昼食。
小休止を取り、本日の宿泊所である冷池山荘へ出発。
登り降りを繰り返し2時間半程歩き到着。
今日泊まる山荘は標高2,300mに建っており、
標高差、約1000mを8時間近くかけて登りさすがに疲労困憊です。
山の朝は早く、夜9時消灯、朝4時起床、5時朝食、6時出発。
天候不良、小雨模様のなか鹿島槍ヶ岳南峰を目指す。
がら場を登ること4時間で頂上へ到着。
途中、高山植物の写真を撮りましたので載せて置きます。
下りは意外と楽で,2時間半で冷池山荘へ到着。
昼食のおにぎり2個を食べ、今日の宿、種池山荘へ向けて出発、2時間半で到着。
今日の山歩きは終了。
夕食の時間まで、ささやかな宴会をする。
最終日、早い朝食を済ませ、下山開始、5時間かけた登り路を3時間で下る。
山小屋に水は無く、水は配給制で各人1リットルまで、勿論、洗面の水も無く風呂もありません。
この2日間、風呂には入れず、今日は麓の温泉に急ぐことにし、タクシーに乗り、
大町市民温泉に行き、ゆっくりと汗を流し、疲れを癒し、
中央線、特急あずさに乗車。
全員、無事、帰って参りました。