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2022年5月29日(日)
関東春季交流大会帝京大学戦観戦報告
5月29日日曜日に静岡県のエコパスタジアムで
関東春季交流大会帝京大学戦が行われました。
春シーズンに入り、早稲田、大東大、慶應との
試合を勝ち進んできた明治に対し
帝京は新型コロナの影響で春季交流大会初戦です。
正月の大学選手権の決勝戦では、
スクラム、密集戦で圧倒され、
どんな試合展開になるか、
現時点での立ち位置を見極めるためにも注目の一戦です。
前半7分に帝京に先制を許しましたが、
その後の22分にはトライを返し、同点としました。
その後はそれぞれ得点を追加しましたが、
帝京がコンバージョンを1本外したので
14対12で、明治リードで前半は終了。
後半は明治が追加点を取り、
21対12とリードを広げましたが、
その後に帝京に連続して得点を許し、
34分には21対26と逆転されてしまいました。
しかし、残り時間が少なくなっても、
現場で観戦していた我々明治ファンは
不思議と落ち着いていられました。
正月の対戦とは異なり、スクラム、ラインアウトの
セットプレーが安定しており、
ブレイクダウンでも帝京を圧倒していたからです。
試合を通しての反則は帝京の12に対して明治は7
(後半は帝京の7に対し明治は4)でした。
最後は2トライ、2ゴールを追加して、35対26でノーサイド。
正月の借りを返すことができました。
昨年は同じエコパの試合で明治に勝って
帝京は波に乗ったように、
今年の春季交流大会での帝京戦の勝利は
チームにとっても自信に繋がるものではないかと思います。
越智浩治
2022年5月25日(水)
東京六大学野球 明治大学対立教大学 第3戦を観戦して
5月23日神宮球場で春季リーグ明大対立大3回戦が行われ、
わが明大が立大に延長11回1-0でサヨナラ勝ち
2勝1分けで勝ち点を5とし、森下投手(現広島)の時の
2019年春季以来6季ぶり41度目の優勝を決め、
全5校から勝ち点を挙げ完全優勝を達成しました。
明大は投手蒔田が10回4安打無失点と好投し、
千葉投手が11回後続を断ち、その裏ワンアウト満塁で、
6番キャチャーの蓑尾がライト犠牲フライを打ち、
3塁ランナーが生還決勝点を挙げました。
明大応援席は全員総立ちとなり懸命の拍手を送りました。
試合後のエールの交換では校歌を3番まで歌い、
最後は優勝した時にのみ歌う「神宮勝歌」を斉唱し、
感激と喜びを胸に夕暮れ迫る神宮球場を後にしました。
(国立地域支部 沼尻 哲さん、越智 浩治さんと3人で)。
当日は快晴の下ではありましたが
コロナ禍で応援が規制される中、
明大応援団の皆さんは女性応援団長を中心に、
試合の最初から最後まで立ったまま声をからし
懸命に応援しました。
我々OBも声を出せない中で拍手を送り、
紫紺のタオルを振って懸命に応援をしました。
これまでの決勝戦の時とは違って観客が少ない中でも
11回裏決勝点が入った時は、わが明治大学が現役学生も
卒業生も全員が一体になったような高揚感、
感激を味わい喜びを共にし、
私の目にもジワーと来るものがありました。
私は昭和36年入学した春に明大は優勝しました。
以来今季まで何度も優勝を重ね、私も何度も優勝の場に居合わせ、
その喜びを共に味わってきました。
そして明大の選手の中で、その後プロ野球で活躍する
たくさんの選手の姿を見続けてきました。
私が明治大学に入学しようと思ったのは、
小学校、中学校の頃に六大学野球のラジオ中継があり、
優勝した明治大学校歌を聞いたからです。
ラジオを聞き始めたのは昭和27年頃からですから、
多摩支部・国立地域支部相談役、岩崎さんがエースピッチャーとして、
戦後初めて明治大学が優勝された頃の事だろうと思います。
その名校歌が心にとどまり、高校生になってから
進路を考えた時「俺は明治大学に行くぞ」と心に決めました。
以来60年以上、私の気持は明治大学にあります。
野球、箱根駅伝、ラグビー等は特に心が躍ります。
今季コロナ禍にある中で、野球は従来通り勝ち点方式で
試合が行われ、私も80歳になった今日、
神宮球場で直接優勝戦を応援できた事は、
これまでになく心の高揚感、感激を覚えました。
6月6日から大学選手権が行われます。
是非大学日本一に輝いてほしい。
そして神田の町をパレードして頂きたい。
そのように祈っています。
2022年5月25日
圓子 彰男
2022年5月23日(月)
六大学野球 明治大学優勝報告
六大学野球、第一戦ならびに第三戦の観戦報告をさせていただきます。
第六週で優勝候補の慶応義塾大学から勝ち点を獲得した明治大学は第七週に優勝をかけて立教大学と対戦しました。
第六週までの結果で明治が立教から勝ち点を獲得すれば勝ち点5の完全優勝。
もし、立教大が勝ち点を取れば、勝ち点は4で並びますが勝率で明治を上回るので、明治が優勝するためには勝ち点5の完全優勝しかありません。
迎えた第一戦は天気予報が大きく外れて、試合開始からしばらくして降雨のため、1時間近くの中断。
明治の先発の蒔田投手が7回6安打を打たれながらも無失点で二番手の高山投手に継投したのですが、8回に3失点。半ばあきらめかけていましたが9回に同点に追い付き、そのまま12回に3対3で引き分け。
試合時間は中断時間を含めて4時間を超えました。
(見ていてぐったり疲れましたが、負けに等しい試合を引き分けに持ち込めたのは大きかったです)
第二戦は明治が3対2で勝利。
そして、明治の優勝がかかった第三戦が行われました。
月曜日の開催ではありましたが、思い切って午後半休を取り、神宮球場に駆け付けました。
試合の方は、前半は立教が押し気味でしたが、明治の先発の蒔田投手が尻上がりに調子を上げ、立教打線を10回無得点に抑え、11回の立教の攻撃を後続の千葉投手が0点に抑え、11回の裏の攻撃を迎えました。
最後は蓑尾選手の犠牲フライでサヨナラ勝ちで6季ぶり41回目のリーグ優勝を完全優勝で飾りました。
春季リーグは勝ち点5の内、3つが1敗を含むものでしたが、それだけチーム一丸となってあきらめずに粘り強く戦った結果が、優勝につながったものと思われます。
次はトーナメントの大学選手権です。
一発勝負で負けたらおしまいです。
2週間しっかり休んで英気を養って臨んでほしいと思います。
越智浩治