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2020年12月14日(月)
圓谷 和功 校友フォトギャラリー
2020年12月6日(日)
越智 浩治のラクビー談話 ラクビー早稲田大学戦 観戦報告
早稲田が6戦全勝、明治が5勝1敗で迎えた96回を数える伝統の早明戦が、12月6日(日)に秩父宮ラグビー場で行われました。
早明戦は、昨年までは校友会を通じてチケットを購入することができましたが今シーズンは新型コロナの影響で、発売枚数が定員ということもあって、チケットは発売からほぼ30分も経たない内に完売。
運よく購入することができ、ライブで観戦することができました。
前評判では全勝の早稲田が有利と言われており、明治も大黒柱の山沢選手が負傷で出場できないということもあって、明治が勝つとすればロースコアの接戦と思っていましたが「早明戦の前評判は当てにならない」というジンクス通りの試合結果となりました。
試合開始早々、前半15分に箸本キャプテンが先制トライを取ってから1トライを返されたものの前半を21対7で終えました。
後半も流れを渡すことなく、試合終了間際に1トライを追加し、終わってみれば34対14(後半13対7)で早稲田に快勝し、22年ぶりの対抗戦連覇を果たしました。
試合を通じて感じたのはスクラム、ラインアウトのセットプレーが非常に安定していたこと、ブレイクダウンの密集戦でも早稲田を圧倒できたことが挙げられます。「明治スタイルにフォーカスした前へ」のラグビーが迷いなくできていました。
一方、早稲田は明治のプレッシャーからか、ラインアウトでノットストレートなどの早稲田らしからぬミスを犯していました。
これから大学選手権を迎えますが、早稲田も修正力の高いチームなので、きっと今日とは違ったチームとなっているでしょう。
一方、明治は箸本キャプテンが「対抗戦の優勝は、試合メンバーの23人だけでなく、一緒に練習してきたBチーム、Cチーム、Dチームのみんなの成果だと思っています」と話しているように固い結束で、さらにチーム力のアップが期待されます。
大学選手権の決勝で再戦すれば、きっと雪辱してくれることでしょう。
2020年11月22日(日)
越智 浩治のラクビー談話 ラクビー帝京大学戦 観戦報告
2020年11月22日(日)に秩父宮ラグビー場で行なわれた帝京大学戦の観戦報告です。
慶應義塾大学戦で12対13と惜敗し、対抗戦連覇にはもう負けられない明大ラグビー部。本来であれば1週間前に日体大との試合を経て迎えるはずでしたが新型コロナの影響で日体大戦は不戦勝となり、2週間ぶりの公式戦となりました。
対戦相手は帝京大学。今シーズンは開幕から好調で、早稲田大学に敗れはしたものの、1年生がスタメンで起用され活躍するなど、侮れない難敵です。
試合の方は開始早々のノーホイッスルトライで先制され、その後もパスをインターセプトされて1トライとペナルティゴールで前半20分過ぎまで無得点で13対0とリードを許します。ようやく1トライを返したものの、直後にまたトライを奪われるなど、苦しい試合展開となりました。その後2トライを返し19対23で前半を終えました。
しかし後半に入ると、一変します。後半開始から2名を交替で投入。これでスクラム、ラインアウトのセットプレーが安定してくると、アタックも帝京を圧倒するようになり、7人制日本代表経験のある石田選手のラインブレイクからこの日のマン・オブザ・マッチの飯沼選手がゴール中央に逆転のトライ。試合の流れを手繰り寄せ、その後は帝京大に得点を許さず、後半は完封で終わってみれば39対23で逆転勝利を収めました。
勝利の余韻に浸りながら、神宮外苑の銀杏並木を散策して、気持ちよく国立まで帰ってきました。
残るは優勝のかかった早稲田戦です。
選手にはこれから2週間、良い準備をして、試合に臨んでもらえたらと思います。結果は必ずついてくると信じます。