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2021年4月18日(日)
六大学野球 東大戦観戦記
新型コロナの影響で開催が危ぶまれていた2021春季リーグ戦ですが、先週無事開幕にこぎ着け、明大も開幕を迎えました。
開幕の対戦相手は第一週で早稲田大学と1回戦は敗れたものの5対6、2回戦は0対0と引き分けた東京大学です。
例年、東大とは明治が勝っても接戦であったり、苦戦するケースが多いのですが、今年は昨日の1回戦が11対0と快勝でした。
本日の2回戦も蓋を開けてみれば、30年ぶりの毎回得点で、17対2で大勝でした。
先発の磯村はボールがやや高めでなかなかストライクが先行できず、四球で毎回走者を背負う展開でしたが、要所を締め5回を1点で抑えました。
後続の投手陣も東大打線を1点に抑えました。
打っては丸山主将の4安打を筆頭に19安打の17得点でした。
試合を通じて感じたのは打者がバットを振り切り、出塁したら常に2塁を伺うといった積極性でした。
また、1年生も後半には起用するなど、田中監督の采配もさすがでした。
次戦は前半戦ヤマ場の慶応義塾大学戦ですが、期待の膨らむ東大戦の結果
でした。
2021年4月18日日曜日
越智 浩治
2021年1月2日(土)
越智 浩治のラクビー談話 大学選手権 準決勝 天理大学戦 観戦報告
2021年1月2日に大学選手権の準決勝の第2試合で、対抗戦1位の明治大学は関西リーグ1位の天理大学と対戦しました。
明治大学と天理大学の対戦は公式戦では一昨年の決勝戦以来です。
2年前も前評判は天理大学が高かったものの、ラインアウトで優勢に試合を進め明治がリードして、試合終盤に天理の猛追をかわしての優勝でした。
今年もスクラム、ラインアウトなどの安定したセットプレーを軸に、敵陣で戦うというのがゲームプランだったと思いますが、天理大学のアタックは、想像を上回るものでした。
試合開始早々に、素早い展開でトライを奪われてしまいました。
現地で観戦していても、天理のSOが明治の外側のディフェンスが薄いのを見逃さずにロングパスを通して取った鮮やかなトライでした。
これで天理大学は「行ける」という感触を掴んだようでした。
明治もその後ラインアウトからの攻撃でトライをあげ、5対5の同点に追い付きましたが、前半はその後2トライを追加され5対19で終了。
後半の巻き返しに期待がかかりましたが、先に得点したのは天理大学でした。2連続トライでリードを広げられ、明治も2トライを返したものの、天理大学が終始優勢に試合を進め、15対41でノーサイド。
天理大学は2年前の決勝では留学生を中心に突破してくるチームでしたが、今年は留学生が突破するだけだは無く、パスも通して周りの選手を活かすなど、素晴らしいチームとなっていました。
シーズン前は新型コロナのクラスターで活動ができない中、ここまでチームを作り上げてきました。
敗れたとはいえ、明治も箸本キャプテンを中心に春先から電車での移動を控えたり、寮内での対策を徹底し、1人の感染者を出すことなく、シーズンを終えられたことは賞賛に値します。
今シーズンは準決勝で敗退となりましたが、箸本キャプテンの代が入学して以降、4年連続で正月越え、優勝、準優勝も果たしました。
この4年前までは正月を待たずにシーズン終了を迎えていたことを考えると胸を張れる成果です。
試合の最後のペナルティで明治はスクラムを選択しました。
選手も現地で応援していた私も、同じ気持ちでした。
新年度はこの敗戦を糧にさらに素晴らしいチームを作ってくれるものと信じ、応援してゆきたいと思います。
2020年12月19日(土)
越智 浩治のラクビー談話 第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝 日本大学戦 観戦報告
2020年12月19日(土) 秩父宮ラグビー場で、午後2時から大学選手権、明治大学vs日本大学戦が行われました。
対抗戦を22年ぶりの連覇で飾った明大ラグビー部は、大学選手権ではシードされて準々決勝から登場し、リーグ戦3位の日本大学と対戦しました。
試合の方は開始早々の前半5分に鮮やかな攻撃で先制トライを挙げ、21分にも追加のトライを奪って、前半は12対0で終了。日大はディフェンスもしっかりしており、明大ゴール前にも攻め込み、明治も凌ぎ切り、完封しましたがスコアほどの差は感じられませんでした。
後半に入ると、先に得点をしたのは日大。明大ゴール前のラインアウトからのモールでトライを奪い、ゴールも成功し12対7と5点差まで追い上げられました。
しかし、プロップの大賀選手が交代で入ると優位に立っていたスクラムで更に勢いが増し、流れを明治に引き寄せることができました。
後半20分には日大ゴール前の相手ボールのスクラムを一気に押し込みこぼれたボールをフランカーの福田選手がトライ。その後も攻撃の手を緩めることなく、最終的には34対7で準決勝への進出を決めました。
準々決勝ではラインアウトがやや安定せず、細かなミスも見られましたが対抗戦とは違い大学選手権では負ければそれまでです。そのなかで強力な留学生のいる日大に対してディフェンスできたのは良い経験が得られのではないかと思います。
これで4年連続の正月越えとなりました。準決勝の対戦相手は一昨年の決勝で対戦した天理大学です。スーパーラグビーでスタメン起用されていたフィフィタ選手をはじめ、強力な留学生を擁し、フォワードも機動力があります。
準決勝のポイントは留学生をいかに止め、明治の攻撃時間をどれだけ長くできるかにかかってきます。
一昨年の決勝戦も天理大学有利と言われていましたが、前評判を覆して優勝しました。
あと2週間、しっかり準備してチャレンジャーの気持ちを持って臨めば決勝進出への道がひらけるでしょう。