
対抗戦を3位で終えた大学選手権は4回戦からの登場となり、12月18日㈯、東大阪市花園ラグビー場で天理大学と対戦しました。
天理大学は昨年度の大学選手権チャンピオンで、明治大学は準決勝で、15対41で完敗した対戦相手です。
今シーズンは関西リーグで3位だったものの、侮れない相手です。
試合は前半9分に天理大学のペナルティゴールで先制を許したものの、開始早々のスクラムでペナルティを取ってペースを掴み、そのすぐ後の前半13分に相手ゴール前のスクラムを押し込み、飯沼主将がスクラムサイドを駆け抜けるトライで逆転、コンバージョンも決まりました。
その後も2トライを取り、前半を17対3で終了。
後半も相手ゴール前のスクラムを押し込み天理大学から認定トライでスコアは24対3まで開きましたが、その後2トライ2ゴールを返されましたが、後半33分にはペナルティゴールで3点を追加。
試合終了間際も天理大学に攻め込まれましたが、飯沼主将のジャッカルでピンチを切り抜け、27対17でノーサイドを迎えました。
試合を通じて、スクラムを中心に安定したセットプレーと素早い展開で天理大学を圧倒していました。
次は12月26日㈰に秩父宮ラグビー場で今月2回目の早稲田大学戦です。
今日もリードしたところで、気の緩みからか簡単にトライを取られていましたが、早稲田大学はそうしたところに付け込むのが得意なチームです。
油断しないで今日のように安定したセットプレーからアタックを行えば、早稲田に付け入るスキを与えず、雪辱できることでしょう。
越智 浩治

2021年12月5日日曜日に恒例の早稲田戦が
秩父宮ラグビー場に10,620人の観客を集めて開催されました。
明治は開始早々の6分に7人制オリンピック代表の
石田吉平選手がトライ、コンバージョンも決まり、
7点を獲得し順調なスタートを切りましたが、
その後早稲田にペナルティゴールとパスミスからの
トライ・ゴールで逆転を許し、前半7対10で終了。
後半は開始早々早稲田陣に攻め込むも、
細かなミスもあり、得点できず後半37分
に早稲田に切り返されトライを奪われ、
7対17でノーサイドを迎えました。
試合を通じて感じたのは、
素早い早稲田のディフェンスに対して、
明治のアタックのセットの遅れでした。
明治が密集からボールを出すと
早稲田の選手が並んでいて、
そこに明治の選手が突っ込んでいくという
シーンが繰り返されました。
いくら明治の選手でも、これでは突破することは至難の業です。
一方、早稲田に取られたトライは
パスミスや明治のアタックからの切り返しからのもので、
崩されてのトライはありませんでした。
つまり、アタックのスピードをあげて、
早稲田戦では、あまり使わなかった空きスペースへの
キックなども使えば、チームの攻撃力も
アップするのではないかと考えられます。
この結果、対抗戦を3位で終え、
大学選手権の初戦は12月18日に花園ラグビー場で
昨季の大学チャンピオンの天理大学と
対戦することになりましたが、
早稲田戦で明らかになった課題を踏まえて
準備をすれば、大学選手権での借りを
天理大学に返すことができるでしょう。
■チケットの購入方法について■
早稲田戦で惜敗し、対抗戦を3位で終えた
明治大学の大学選手権の初戦は
12月18日㈯に花園ラグビー場で
天理大学との試合となります。
天理大学に勝てば、次は12月26日㈰に
早稲田大学との準々決勝となります。
チケットの方は、抽選による申し込みが終わり、
一般発売は12月11日㈯10時からとなります。
なお、ラグビーファンIDによる抽選の受付が
準決勝は本日12月10日㈮、
決勝は12月17日㈮、
いずれも18時から始まります。
詳細は、日本協会のホームページをご参照ください。
第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 チケット概要|日本ラグビーフットボール協会|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。 (rugby-japan.jp)
(12/6更新)第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 大会概要および組み合わせのお知らせ|日本ラグビーフットボール協会|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。 (rugby-japan.jp)