2014年12月7日日曜日開催 関東大学ラグビー対抗戦明早戦観戦記
改築前の国立競技場で最後の明早戦となった昨年の46,961人から21,602人に減ったとは言え、ほぼ満員で、外苑前では、ダフ屋が出ているほどの入場券は、ややプラチナに戻りつつあるように思いました。
ところが、試合に入ると安心して応援が出来たのは梶村のトライで10-0とした時まで。
BK陣の機能全開、本調子でなかったとはいえ日本代表FBの藤田の攻撃力が生かされ、前半28分、明治の守備陣を藤田に引き付けておき、小倉に回し40メートル走りトライ。
後半12分にもキックをキャッチし同じく40メートルの独走を許しトライされた。
伝統の明早戦という重み、小倉・藤田へのマークが殆ど出来ていなかったこと、ボールへの執念…タックルされたときのサポートが悪く、ボールを何度も簡単に取られてしまっていたこと、明治の看板である“重戦車FW”も後半のスクラムでは押し返されていたこと
また、余談ですが電光掲示板の前・立見席の北スタンドで0-10でリードされていても懸命に赤黒の旗を振っていた早稲田応援団…大いに見習わなくてはと思いました。
いずれにしましても近年にない完敗、(24対37)早晩立て直しを図り、14日から行われる大学選手権で早稲田と当れば、今年強いイメージを見させてくれたその力で一矢を報いてほしいものです。
多摩市を含め11地域支部105名の大応援団、そして懇親会41名のご参加お疲れ様でした。
(ボールは手に取り、走ってなんぼです。)
対抗戦は5勝2敗で第三位 優勝の帝京大 早稲田 明治 慶應 筑波大の5校が全国大学選手権2次リーグに出場する。
明早戦 通算対戦成績は明治の36勝52敗2分です。
また、多摩支部差入れのあおやまやき(ピーナッツの今川焼き)はいかがでしたか。
明高・明大商卒、太田垣社長の青山・但馬屋製ありまして土曜日のTV番組“旅サラダ”で紹介されておりました。
スポーツ愛好会事務局 沼尻 哲