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2022年6月10日(金)
還暦の手習い

私の郷里は愛媛県松山市です。松山からは正岡子規を始めとして、高浜虚子や河東碧梧桐などの著名な俳人を輩出しており、松山市内には俳句ポストが設置されていたり、高校生を対象とした俳句甲子園が開催されたりと、松山出身の私にとっては俳句は身近なものでした。
 
そんな下地がある中で、ちょうど4年前に勤務先の同期旅行で幹事をしていた私は同期よりも一足先に松山に帰省して何気なくテレビをつけたら俳人の神野紗希さんが出版された「日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日」で表彰をされていたニュースが流れていました。
 
私の兄の高校時代の同級生の娘さんが高校時代には俳句甲子園にも出場し、その後も俳句の道に進まれているという話を聞いていたので、兄に聞いたら、同級生の娘さんとのこと。早速、「日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日」にサインをいただいて、同期旅行で宿泊していた道後温泉の旅館に届けてもらいました。
 
巻末の著者のプロフィールには明治大学講師と紹介されていたので、一層親近感が感じられました(和泉校舎で商学部の教養課程で教えられていたそうです。残念ながら今は明治大学で教鞭を取られてはいませんが、大変お世話になったとおっしゃられていました)。
 
それから4年が経ち、昨年の夏ごろ新聞に入っていたNHK学園の案内に神野さんと宇多喜代子さん(文化功労者)の対談の講座が紹介されていたので、受講してみました。
 
対談は初心者の私でもわかり易く、それぞれの季節ごとにそのうつろいや懐かしい話をお聞きすることができました。
 
私も昨年の7月に60歳を迎え、これまではテニスを続けてきましたが、体力的にもやや衰えを感じていたので、何か新しいことを始められたらと思い、俳句にチャレンジすることにしました。
 
4月からNHK文化センターの神野さんの俳句の添削講座を受講しています。毎月3句投句すると、○印や△印とコメントが付され返ってきます。
今は野球ではありませんが3打数1安打を目標に投句しています。60歳の手習いのスタートです。
 
 
ご参考までに
ちなみに「日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日」が出版されたのは子規の生誕150年、今年は子規の没後120年です。
正岡子規と夏目漱石は無二の親友ですが、二人の交流については
伊集院静著 ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石 講談社文庫
ドナルド・キーン著 正岡子規 新潮文庫
で詳しく紹介されています。
 

越智 浩治


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2022年6月5日(日)
関東大学春季交流戦 明治大学対東海大学戦観戦報告

 
6月5日(日)に関東大学春季交流戦の明治大学対東海大学の一戦がいわきグリーンフィールドで行われました。
 
この試合はいわき市ラグビーフェスティバル2022として復興支援の一環として開催されました。
また、明治大学対東海大学は昨シーズンの大学選手権の準決勝の再戦で試合の内容も注目されましたが、結果は東海大学が意地を見せて明治にダブルスコアに近い差をつけて大学選手権のリベンジを果たしました。
 
東海大学のこの試合にかける意気込みは、試合早々に得たペナルティにショットを選択したことからも、勝ちにこだわるという姿勢を感じました。
 
その後も前半は連続して得点し、明治も1トライを返しましたが前半は7対17で東海大学のリードで終了。
 
後半も東海大学が先に得点し、明治も追いすがりましたが、最終スコアは24対43。
東海大学の圧勝でした。
 
明治が苦戦した要因は、先週の帝京大学戦のようにスクラム、モールで押し切れなかったことです。
東海大学は留学生3人を中心に密集戦で優位に立って試合を進めていました。
 
明治も相手ボールのラインアウトで再三にわたりスティールできていたので
こうした点を活かしきれていれば接戦に持ち込めたのではないかと思います。
 
とかく勝ち負けにこだわり、今日の負けを持ってあれこれ言う方もいるかもしれませんがそれは本当の明治ファンではありません。
 
負けて悔しいのはファンよりも選手自身です。
最終的な目標は大学選手権での優勝ですから、今日の試合を糧にこれからのチーム力の成長を期待したいと思います。
 

越智 浩治



2022年6月4日(土)
校友会春期オープン講座を受講して

校友会 春期オープン講座 
『日本酒は語る~SAKE ISLANDから世界への挑戦』を受講して

 
6月4日オンライン講座による新潟は佐渡、北雪酒造の羽(は)豆(ず)史郎(ふみお)会長(1981商卒)の北雪・日本酒の歴史・世界への進出・日本酒の楽しみ方を受講した。
 
日本の縮図である「佐渡」は自給自足が可能な都市だ。
農業・漁業・畜産と三拍子すべて存立している。
その中にあり北雪を取り巻く酒販売状況は昭和50年をピークに1/4にまで減少している。
さらにワインについても同様の傾向にあるという。
アルコール離れが顕著なのだ。
一方輸出は倍に増えている。
 
いち早く目をつけ「サドアイランド」ではなく「サドアイランド」のフレーズで世界展開。
 
酒クラスの開催、テイスティングイベントの開催、竹徳利、ちろりなどシチュエーションに応じての創意工夫等により日本酒の楽しみ方を広く伝え、輸出リスクを見据えながら全体のバランスをとっている。
 
私は後半の酒の楽しみ方が印象深く拝聴した。
 
① 料理との相性を楽しむ。
料理と酒の相乗効果を狙う。
100円レシピを有効に使おう。
 
② 温度帯を選ぶ。
雪冷え 5℃ 
花冷え 10℃ 
涼冷え 15℃
常温 日向燗30℃
人 肌 35℃
ぬる燗 40℃
上 燗 45℃
熱 燗 50℃
とびきり熱燗55℃
  
会長曰くなんでもあり、自分のスタイルでが一番とか。
因みに私は夏でも燗、上燗ぐらいかな。
 
③ 酒器と酒の相性を楽しむ。酒のタイプで。
ワイングラス 大吟醸・純米・香りの高い酒に。
冷酒グラス  台風グラス(九十九里の菅原硝子製)に
       代表される口が開いたタイプから
       狭く細長いタイプまで様々あり。
       ちょっとした香りとかスパークリングに。  
お猪口    冷酒から燗酒まで全ての温度帯に対応。
 
最後にどの商売にも通じること。
会長のことば「損をしなければ良し」「長く続けることが大事」そして「信頼できるパートナー」言語も意味も明快だ。  
 

沼尻 哲

     


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