今、森友問題と並んで最も話題性のある築地市場見学会に行ってまいりました。
総勢17名(立川11・小平4・国分寺1・国立1)
清水都議会議員の手配もあって、約1時間半、かなり奥深いところまで見て廻ることが出来ました。
築地市場は昭和10年の開設ですから、もう82年経過、老朽化というよりは次地震・津波が来たら…そんな状態です。
約23万㎡、東京ドーム5個分、1日の取り扱い水産物がⅠ6億円、青果物が3億円で、特に水産物は世界最大級とのこと。
入場者42千人、中で働く人14千人、女性はその約1割、従って市場内に郵便局、みずほ銀行、診療所等もあります。東京都職員が付いて回って戴いたので、いま扇型の道路は、昔は汐留からの引き込み線路がありSLも乗り入れていたこと、隅田川沿いには河岸があったことなど、実感として昔を偲ぶことができました。
勿論現場、卸売、仲卸の間を潜り抜けたり、セリ台高級魚の水槽等も、物珍しく見て廻りましたが、私が最も興味深く見聞したものは、
① GHQが昭和20年~25年までの5年間占領し、クリーニング工場化したため、
ありとあらゆる薬剤を使用し垂れ流したので、築地の地下水は汚染水なんて云
うものではないこと。従って、使用はしていない。
② しからば活魚の水、あるいは氷のもととなる水、所謂市場内で使う水はというと、これが隅田川の水を引き込み、東京都水道局が殺菌して使用している。
従って、そんなに素晴らしいといえるものではない。
③ 市場の床部分の清掃等は東京湾の海水を利用している由、海水利用のおかげで
中毒その他事故は1件もないとのこと。
この見学会を通じて、私自身、安全対策を講じ科学的、論理的に優位性を開示し、安心を宣言し、閉鎖型施設で高度な衛生管理が可能な東京ドーム8個分の広さを持つ豊洲への移転を願う気持ちに変わってきた。
了
沼尻 哲
写真は小平地域支部 土井隆夫地域支部長の提供です。
会議室で説明受ける
屋上から全容1
屋上から全容2
水産物入口
活魚せり場所
マグロ競り場所
青果場所
昼食懇親会

2016年3月25日土曜日 午前10時30分から立川の昭和記念公園内ディスクゴルフ場にて、第8回多摩支部地域支部対抗ディスクゴルフ大会が開催されました。
参加者は、62名 (国立地域支部からは6名)
桜は、1分咲きと云ったところでしたが、9ホールで競い合い、国立地域支部は、団体戦で3位と健闘いたしました。
午後12時30分頃、競技が終了し、立川「良銀」にて表彰式を行いました。
成績表は、PDFをご覧ください。

寒さも和らいできた3月7日から8日にかけて栃木県奥日光、手白澤温泉に元都立第5商業山岳同行会のメンバー17名と同行させていただきました。
とは、申しましても88歳を筆頭に女性6名を含め、さながら老人会の山登りの感じがいたします。
もちろん、参加者全員意気盛んではありますが、年には勝てず、鬼怒川温泉より、大型タクシー(マイクロバス)2台に分乗し、狭い林道を3時間ほど登り、カニ湯温泉に到着。
すでに標高は1400m、登る途中より積雪があり,白銀の景色となり、真冬の感じがいたします。
大型タクシーはスノータイヤー装着、4輪駆動車でなければ登れません。カニ湯温泉より手白澤温泉までの雪道を8名の老登山者がリックを背に約40分をかけて登り、残り8名は歩くことなく大型タクシーにて手白澤温泉に到着。なんとも楽な山登りです。
手白澤温泉は奥日光国立公園の中にあり、奥鬼怒温泉郷の女夫淵温泉,八丁の湯、加仁湯、日光沢温泉その奥が手白沢温泉です。
温泉は硫黄泉で自噴、90度、毎分300リットル源泉かけ流しだそうです。建物も新築まもなく高級ホテル並み、料理もイワナの塩焼き、鹿肉の燻製、山菜料理とおいしくいただきました。
この山小屋に岳と呼ぶ、4歳になる川上犬の雄犬がおり、頑強で、賢く、山小屋の人気者だそうです。
私と一緒に後から登って来る仲間を迎えに雪道を下って行く道案内をしてくれました。人の話す言葉を理解しているようで頼もしい川上犬です。オオカミの血をうけ、鹿やイノシシにも襲い掛かるそうです。高地に生息するため都会には住めないそうです。
帰宅後、地図を見ていたら、手白澤温泉のすぐ近くに明治大学ワンダフォーゲル部の山小屋があることが分かり、びっくりいたしました。明治大学の歴史を感じたところです。
平成29年3月20日
国立地域支部 栁澤 正長