令和2年1月11日、第56回全国大学ラグビーフットボール選手権の決勝が
新・国立競技場に57,345人の大観衆を集めて開催されました。
決勝戦の相手は12月の対抗戦で36対7で快勝した早稲田大学。準決勝では東海大学をFWが1人少ない苦しい時間を耐えて29対10で下し、決勝戦も普段の力を出し切れば、結果はついてくるものと思っていましたが、思わぬ展開となりました。
前半が終わって、0対31で早稲田が大量のリード。
ほぼ試合は決まったかに思えましたが後半に入ると早々に明治がトライを返し、
後半30分には28対38まで追い上げました。しかし、その後早稲田にトライを許し、明治ももう1トライを追加して、40分を過ぎ試合終了のフォーンが鳴ってからも最後のアタックを仕掛けましたが、35対45でノーサイド。残念ながら大学選手権の連覇は叶いませんでした。
良い試合でした。勝負事だから勝者がいれば必ず敗者はいます。
でも明治のプライドは随所に見せてもらえました。選手達以上に悔しい者はいません。我々は結果だけをとってあれこれ言わず、今日までのハードワークに拍手を送りたいとおもいます。4年生は本当にお疲れ様と言ってあげましょう。3年生以下には来年必ず笑えるよう応援したいと思います。
越智 浩治
2020年1月11日土曜日に新国立競技場で開催されました『ラグビー大学選手権 明早決勝戦 観戦記』が届きましたので、ご覧ください。
【PDF参照】
12月6日にお茶の水で安藤貴樹氏が執筆した「紫紺の誇り」出版記念会が催され参加してきました。
たまたまラグビー仲間のLINEで本の出版と出版記念会の投稿があったのが参加のきっかけです。
会には北島監督のご子息の治彦さん、ラグビー部OBの高田司さん、明大ラグビーファンの方のほか、雪の明早戦で雪かきを手伝って下さった法政大学ラグビー部OBの川上さんなど、安藤さんの交友の広さがうかがわれる様々な50名近くの方が集まりました。そして、「紫紺の誇り」出版を祝うとともに、昨季の大学選手権優勝から今年の明早戦の勝利に至るラグビー部の活躍を酒の肴に時間の経つのを忘れ、大いに語り合い、盛り上がりました。
ところで「紫紺の誇り」は本学OBの安藤貴樹氏が、22年ぶりに大学選手権で優勝したラグビー部とそこに受け継がれる北島イズム、ラグビー部が誕生した草創期から現在に至る歴史が読みやすく書かれています。
中には、大学選手権で慶応義塾大学と同点・引き分けとなり、翌日の抽選で日本選手権への出場がかなわなかった南キャプテンなど、今思い出しても目頭が熱くなるエピソードが満載です。
これからラグビー部も連覇を目指して大学選手権に挑んでゆきますが、「紫紺の誇り」を読んで観戦すると、更に楽しめると思います。
ぜひご一読ください、
(写真は安藤貴樹氏の「紫紺の誇り」と北島治彦氏監修の「愚直に前へ」です)
越智 浩治