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2020年12月19日(土)
越智 浩治のラクビー談話 第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝 日本大学戦 観戦報告



2020年12月19日(土) 秩父宮ラグビー場で、午後2時から大学選手権、明治大学vs日本大学戦が行われました。
対抗戦を22年ぶりの連覇で飾った明大ラグビー部は、大学選手権ではシードされて準々決勝から登場し、リーグ戦3位の日本大学と対戦しました。
試合の方は開始早々の前半5分に鮮やかな攻撃で先制トライを挙げ、21分にも追加のトライを奪って、前半は12対0で終了。日大はディフェンスもしっかりしており、明大ゴール前にも攻め込み、明治も凌ぎ切り、完封しましたがスコアほどの差は感じられませんでした。
後半に入ると、先に得点をしたのは日大。明大ゴール前のラインアウトからのモールでトライを奪い、ゴールも成功し12対7と5点差まで追い上げられました。
しかし、プロップの大賀選手が交代で入ると優位に立っていたスクラムで更に勢いが増し、流れを明治に引き寄せることができました。
後半20分には日大ゴール前の相手ボールのスクラムを一気に押し込みこぼれたボールをフランカーの福田選手がトライ。その後も攻撃の手を緩めることなく、最終的には34対7で準決勝への進出を決めました。
準々決勝ではラインアウトがやや安定せず、細かなミスも見られましたが対抗戦とは違い大学選手権では負ければそれまでです。そのなかで強力な留学生のいる日大に対してディフェンスできたのは良い経験が得られのではないかと思います。
これで4年連続の正月越えとなりました。準決勝の対戦相手は一昨年の決勝で対戦した天理大学です。スーパーラグビーでスタメン起用されていたフィフィタ選手をはじめ、強力な留学生を擁し、フォワードも機動力があります。
準決勝のポイントは留学生をいかに止め、明治の攻撃時間をどれだけ長くできるかにかかってきます。
一昨年の決勝戦も天理大学有利と言われていましたが、前評判を覆して優勝しました。
あと2週間、しっかり準備してチャレンジャーの気持ちを持って臨めば決勝進出への道がひらけるでしょう。



2020年12月14日(月)
圓谷 和功 校友フォトギャラリー

2020年 国立田園処






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2020年12月6日(日)
越智 浩治のラクビー談話 ラクビー早稲田大学戦 観戦報告



早稲田が6戦全勝、明治が5勝1敗で迎えた96回を数える伝統の早明戦が、12月6日(日)に秩父宮ラグビー場で行われました。
早明戦は、昨年までは校友会を通じてチケットを購入することができましたが今シーズンは新型コロナの影響で、発売枚数が定員ということもあって、チケットは発売からほぼ30分も経たない内に完売。
運よく購入することができ、ライブで観戦することができました。
前評判では全勝の早稲田が有利と言われており、明治も大黒柱の山沢選手が負傷で出場できないということもあって、明治が勝つとすればロースコアの接戦と思っていましたが「早明戦の前評判は当てにならない」というジンクス通りの試合結果となりました。

試合開始早々、前半15分に箸本キャプテンが先制トライを取ってから1トライを返されたものの前半を21対7で終えました。
後半も流れを渡すことなく、試合終了間際に1トライを追加し、終わってみれば34対14(後半13対7)で早稲田に快勝し、22年ぶりの対抗戦連覇を果たしました。
試合を通じて感じたのはスクラム、ラインアウトのセットプレーが非常に安定していたこと、ブレイクダウンの密集戦でも早稲田を圧倒できたことが挙げられます。「明治スタイルにフォーカスした前へ」のラグビーが迷いなくできていました。
一方、早稲田は明治のプレッシャーからか、ラインアウトでノットストレートなどの早稲田らしからぬミスを犯していました。
これから大学選手権を迎えますが、早稲田も修正力の高いチームなので、きっと今日とは違ったチームとなっているでしょう。
一方、明治は箸本キャプテンが「対抗戦の優勝は、試合メンバーの23人だけでなく、一緒に練習してきたBチーム、Cチーム、Dチームのみんなの成果だと思っています」と話しているように固い結束で、さらにチーム力のアップが期待されます。
大学選手権の決勝で再戦すれば、きっと雪辱してくれることでしょう。



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