明治大学は9月25日土曜日に慶応義塾大学との秋季リーグ開幕戦を迎えました。
慶応義塾大学は春季リーグを制し、大学選手権も優勝した難敵です。
試合の方は、1回裏に慶応が1点を先制し、3回表に明治が追い付くも、
その裏に2点を返され、追いかけるも追つけず、進んで行きました。
ようやく7回表に2点を返し、8回表には1点を追加し、この試合で初めてリードし、
勝利が見えたのですが、7回に二番手で登場した投手が8回はアウト一つも取れず満塁で降板、後続の投手の暴投で同点に追い付かれ、引き分けで試合終了。
翌日の第二戦もリードしていたものの、最後に慶応に追い付かれ2試合連続で引き分けとなりました。
次戦は早稲田に連勝した立教から1勝をあげ勢いのある東大戦です。
春季リーグでは連敗した慶応に負けなかったことは良かったですが、
残る試合で取りこぼしは許されません。
慶応戦の反省を踏まえしっかり準備をして、試合に臨んで欲しいものです。
越智 浩治
台風で開催が危ぶまれた立教大学戦ですが、無事開催されました。
会場が前橋市ということもあって、公式資料によれば観客数は426人。
全席自由席だったので鉄則通り試合開始2時間前の13時前には現地に到着。
並んでいる方も少なかったのでメインスタンドの中央近くの席で観戦することができました。
試合の方は、開始早々のFWのラインアウトモールからのトライを皮切りに、前半17分までに3トライを重ね、順調な滑り出しでした。
その後、立教に1トライを取られたものの、それからは得点を許さず、前半を40対7で終了。
後半も得点こそ28点にとどまりましたが、立教を完封し、終わってみれば68対7で試合終了。
先週は取り切れなかったモールからのトライもあり、起用された1年生の選手も活躍し、東京オリンピックの7人制ラグビー代表に大学生で唯一選ばれ出場した石田吉平選手も途中出場でしたが、相変わらずのキレキレの走りを見ることができ、次の日体大戦に向け期待が膨らむ試合内容でした。
ちなみに日体大戦は10月9日(土)、会場は江戸川区陸上競技場で、チケットの一般発売は9月23日(木)12時からです。
関東大学対抗戦グループA 第2週 (rugby-japan.jp)
越智 浩治
対抗戦3連覇を目指すラグビー部は9月12日の青山学院大学戦で開幕を迎えました。
新型コロナの影響もあり、八幡山グラウンドで開催された試合は無観客でしたので、
オンデマンドで視聴した模様をコメントさせていただきます。
試合は開幕戦ということもあってか、やや硬さもあり、攻め込んでも最後のところで、
細かなミスや青学の低いディフェンスでゴールを割ることができませんでした。
逆に、先制は前半17分の青学のペナルティゴールでした。
その後29分に逆転したのですが、前半36分に危険なプレーで明治の選手がレッドカードで退場となり、
逆にこれでチームにまとまりが出てきてトライを重ね、前半を26対3で終えました。
後半も14人になった危機感からか、青学を圧倒、後半を26対0、終わってみれば52対3で開幕戦を勝利で飾りました。
しかし、退場者が出てしまったのは残念でした。明治ラグビーの精神はフェアプレーに徹する何事にも正面から真摯に立ち向かう潔く全力を賭してその責任を全うするということです。
開幕戦で紫紺のジャージを纏ったということは、それだけ期待も高いと同時に、その立場にふさわしい振る舞いを求められます。
開幕戦を踏まえて「MEIJI PRIDE」を実現すべく、次戦以降のチームの成長に期待したいと思います。
越智浩治