Home > 活動報告 > 校友会春期オープン講座を受講して | 明治大学校友会 国立地域支部

2022年6月4日(土)
校友会春期オープン講座を受講して

校友会 春期オープン講座 
『日本酒は語る~SAKE ISLANDから世界への挑戦』を受講して

 
6月4日オンライン講座による新潟は佐渡、北雪酒造の羽(は)豆(ず)史郎(ふみお)会長(1981商卒)の北雪・日本酒の歴史・世界への進出・日本酒の楽しみ方を受講した。
 
日本の縮図である「佐渡」は自給自足が可能な都市だ。
農業・漁業・畜産と三拍子すべて存立している。
その中にあり北雪を取り巻く酒販売状況は昭和50年をピークに1/4にまで減少している。
さらにワインについても同様の傾向にあるという。
アルコール離れが顕著なのだ。
一方輸出は倍に増えている。
 
いち早く目をつけ「サドアイランド」ではなく「サドアイランド」のフレーズで世界展開。
 
酒クラスの開催、テイスティングイベントの開催、竹徳利、ちろりなどシチュエーションに応じての創意工夫等により日本酒の楽しみ方を広く伝え、輸出リスクを見据えながら全体のバランスをとっている。
 
私は後半の酒の楽しみ方が印象深く拝聴した。
 
① 料理との相性を楽しむ。
料理と酒の相乗効果を狙う。
100円レシピを有効に使おう。
 
② 温度帯を選ぶ。
雪冷え 5℃ 
花冷え 10℃ 
涼冷え 15℃
常温 日向燗30℃
人 肌 35℃
ぬる燗 40℃
上 燗 45℃
熱 燗 50℃
とびきり熱燗55℃
  
会長曰くなんでもあり、自分のスタイルでが一番とか。
因みに私は夏でも燗、上燗ぐらいかな。
 
③ 酒器と酒の相性を楽しむ。酒のタイプで。
ワイングラス 大吟醸・純米・香りの高い酒に。
冷酒グラス  台風グラス(九十九里の菅原硝子製)に
       代表される口が開いたタイプから
       狭く細長いタイプまで様々あり。
       ちょっとした香りとかスパークリングに。  
お猪口    冷酒から燗酒まで全ての温度帯に対応。
 
最後にどの商売にも通じること。
会長のことば「損をしなければ良し」「長く続けることが大事」そして「信頼できるパートナー」言語も意味も明快だ。  
 

沼尻 哲

     

カテゴリ:未分類の投稿 | コメント(0)

コメントを残す

コメントを投稿するにはログインしてください。


    アーカイブ



ページの先頭へ戻る