2020年11月22日(日)
越智 浩治のラクビー談話 ラクビー帝京大学戦 観戦報告
2020年11月22日(日)に秩父宮ラグビー場で行なわれた帝京大学戦の観戦報告です。
慶應義塾大学戦で12対13と惜敗し、対抗戦連覇にはもう負けられない明大ラグビー部。本来であれば1週間前に日体大との試合を経て迎えるはずでしたが新型コロナの影響で日体大戦は不戦勝となり、2週間ぶりの公式戦となりました。
対戦相手は帝京大学。今シーズンは開幕から好調で、早稲田大学に敗れはしたものの、1年生がスタメンで起用され活躍するなど、侮れない難敵です。
試合の方は開始早々のノーホイッスルトライで先制され、その後もパスをインターセプトされて1トライとペナルティゴールで前半20分過ぎまで無得点で13対0とリードを許します。ようやく1トライを返したものの、直後にまたトライを奪われるなど、苦しい試合展開となりました。その後2トライを返し19対23で前半を終えました。
しかし後半に入ると、一変します。後半開始から2名を交替で投入。これでスクラム、ラインアウトのセットプレーが安定してくると、アタックも帝京を圧倒するようになり、7人制日本代表経験のある石田選手のラインブレイクからこの日のマン・オブザ・マッチの飯沼選手がゴール中央に逆転のトライ。試合の流れを手繰り寄せ、その後は帝京大に得点を許さず、後半は完封で終わってみれば39対23で逆転勝利を収めました。
勝利の余韻に浸りながら、神宮外苑の銀杏並木を散策して、気持ちよく国立まで帰ってきました。
残るは優勝のかかった早稲田戦です。
選手にはこれから2週間、良い準備をして、試合に臨んでもらえたらと思います。結果は必ずついてくると信じます。