2017年12月3日(日)
ラクビー明早戦観戦記
越智 浩治
好天に恵まれた12月3日、2万人を超す観衆が見守る中、伝統の明早戦が行われました。
試合の方は、開始早々に副将の梶村のインターセプトによるトライに始まり、一度もリードされることなく、29対19で快勝しました。
勝因は第一にスタメンの選考が良かったことでしょう。
朝永、堀米などBチームから上がってきた選手が良い仕事をしていました。二つ目は攻撃を継続してポゼッションを保てたことです。前半はなかなか得点できませんでしたが、早稲田陣で攻め続け、結果的に失点も少なく前半を終えることができました。
細かく見ると、パントキックの封印、ラインアウトのボールキャッチを前で、確実にマイボールをキープしていたこと、ディフェンスでは前に出続けていたこと(このほか、両ウィングは抜かれませんでした)があげられます。
3つ目は選手、明治ファンが一体となって共に勝利を信じていたことでしょう。
これで対抗戦を二位で通過し大学選手権は準々決勝からの登場となります。対戦相手は京産大と法政大の勝者となりますが、ブレイクダウンへの二人目の寄り、モールディフェンスの対策、スクラムのさらなる強化を図って、ぜひとも年越しして21年ぶりの頂点を果たしてもらいたいものです。