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2022年1月2日(日)
ラクビー大学選手権 準決勝 東海大学戦



あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。
 
昨年末の準々決勝で早稲田に雪辱した明治大学は
1月2日に国立競技場に約2万人の観衆を集め
準決勝で東海大学と対戦しました。
 
東海大学はリーグ戦グループの優勝校で
これまでも大学選手権では明治との対戦では
接戦を演じてきた強豪校です。
今年もフォワードには留学生を含め体格では
明治を上回る選手を揃え、
試合前はかなり拮抗した試合展開になるのではと思っていました。
 
しかし、前半11分に東海大学のペナルティゴールで
先制を許したものの、フォワードの動きが良く、
このためバックスのボールの展開も速く、
直後の12分には東京オリンピック7人制代表の
石田吉平選手がトライを決め逆転。
その後も2トライを追加して、前半を21対3で終了。
 
後半は開始早々から15分の間に東海大学が立て続けに
3トライ3ゴールで一時は逆転を許しました。
ただ、今年の明治は春先から80分間走り切れるだけの
トレーニングを積んできたことが
後半の後半に来て発揮されました。
東海大に攻め込まれても、チーム全員でディフェンスし、
倒れてもすぐに立ち上がって戻り、得点も許しませんでした。
逆に2トライをあげて逆転し、
最終的には39対24で東海大を下し、決勝戦進出を決めました。
 
勝因はスクラム、ラインアウトのセットプレーで
優位に立ったことと、規律を最後まで保つことができたことに尽きます。
この試合の明治の反則数は3です。
これによって、相手ゴール前でペナルティゴールキックから
ラインアウト、モールと言う東海大学の得意の
攻撃パターンを封じることができました。
 
1月9日の決勝戦の対戦相手は対抗戦で惜敗した帝京大です。
明治大学の方は大学選手権に入ってチーム力、
得点力も明らかにアップしています。
決勝戦でもスクラム、ラインアウトのセットプレーでの
優劣も重要なのはもちろんですが、
準決勝で見せた規律を守る姿勢とチャレンジャーの
気持ちを持って臨めば、優勝に手が届くのではないかと思います。

越智浩治





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