2020年11月1日(日)
越智 浩治のラクビー談話 ラクビー慶応義塾大学戦 観戦報告
10月4日に開幕した対抗戦も3連勝で11月1日の慶応義塾大学戦を迎えました。会場は今シーズン初の秩父宮ラグビー場。
今シーズンは新型コロナの影響で観戦者を制限しての開催で、チケットはオンラインのみの発売でしたが、当日は1試合目が早稲田対帝京ということもあって発売と同時に完売。当日券は無くスタンドには6,975名の観客が詰めかけました。
試合の方は、開幕戦で筑波大学に敗れてもう負けられない慶應が、試合開始から伝統の「魂のタックル」を連発。慶應がペナルティゴールで先制。
その後、明治が慶應のパスをインターセプトし切り返してトライとゴールを決めて、7対3で前半を終了。
後半は慶應にラインアウトからのトライとゴールを決められて、リードを許しましたが、後半32分にスクラムからのサインプレーでCTBの斉藤選手が大きく抜け出し、最後はWTBの高比良選手がトライを決めて再逆転(コンヴァージョンは残念ながら失敗)。残る時間を何とか敵陣でと願いましたが慶應は明治陣に迫り、明治が痛恨のペナルティを犯し、慶應がペナルティゴールを決めてノーサイドゲーム。時計は43分を指していました。
この試合の敗因は、慶應のタックルに尽きます。このため明治のフォワードは前に出られず、逆に慶應に攻め込まれ自陣から抜け出すことができませんでした。唯一効果的だったのが後半のトライでした。
思い出してみれば、一昨年も慶應に対抗戦で敗れてから、チームを立て直し、大学選手権の優勝を果たしました。
今年もこの敗戦を糧とし残りの3試合(日体大、帝京、早稲田)に臨んで
もらえるものと信じ、応援しようと思います。
なお、残る3試合の日程とチケット発売日は以下の通りです。
① 11月7日(土)14時
日体大戦(チケット発売中 バックスタンド指定席のみ)
② 11月22日(日)13時
帝京大戦(11月7日(土)12時発売開始)
③ 12月6日(日)14時
帝京大戦(11月21日(土)12時発売開始)