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2017年4月8日(土)
東京六大学野球 開幕試合に思う(沼尻 哲)

国立駅下りホームから見える大学通りの桜は満開の中、待ちわびた春季リーグ戦開幕試合対東大戦に行ってまいりました。
都心は桜も散り始めていましたが、神宮絵画館前の枝垂れ桜はまだ蕾もあって神宮球場に向かう道程も楽しいものでした。
1時間予定を繰り下げしたので、開会式には何とか雨も上がりダンスパフォーマンスや約50名の慶応応援団のチアリーディングなどのアトラクション、紫紺の歌で始まる明治を先頭とした入場行進、優勝杯返還、中野主将(桐光学園・法4)の「一球一打にすべてを懸ける」と云った選手宣誓など独特の雰囲気を十分満喫しました。
バックスクリーンには選手ひとりひとりが大写しされてみる楽しみが増えたり、六大学初の新宅女性応援団長(日比谷高)も気合も入り、ひときわ高く声をあげて、応援指導している姿は何とも頼もしい。
 
*試合経過
 
東大は宮台、明治は斉藤(桐蔭学園・政経4)のエースの投げ合いで息詰まる投手戦と云ったら聞こえはいいが、初めは行き詰まる投げ合いでした。
フォアボール・デットボールの連続でした。
試合が動いたのは五回、結果としてまだ完全復調とは云えなかった宮台が乱調、フォアとデットで押し出し、さらに今シーズンから四番に座った逢澤(関西・文3)が満塁の好機にセンター前に2点タイムリー、つづく越智(丹原・経営3)もレフト前、この回だけで2安打のみで5四死球が加わり5点、試合を決めた。
ところが6回、これまでなんとか無安打で押さえてきた斉藤が4連打を浴び2点取られたり、セカンドのエラーも加わり外尾(佐賀西・文3)の救援を仰いだ。
6回氷見(豊川・政経3)の追加点も加わり、開幕戦を飾った。
結果は6対2ただヒット数は5対4。点差よりヒット差の方が気になりました。
今シーズンは、かなり厳しい展開となりそうです。
新聞等で“優勝は投手陣の層が厚い明大を軸に展開する。“とか云われていますが監督の采配、繋ぐ野球、左の多いピッチャーを見越しての左バッター陣の期待をせつに祈りたい。
 
了 


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